2020-01-01から1年間の記事一覧

資本論-斎藤幸平さん①

100分で名著「資本論」斎藤幸平さん解説の第1回~「商品」に振り回される私たち~読了。マルクス資本論は今までも何度も色んな人の解説書を読んでは、どこか難解で理解が深まらないでいたが、今回の斎藤さんの読み解いているマルクス資本論は、現代の資本主…

田舎での人との関係性

ちゃぶ台3中村明珍さんと内田健太郎さんの記事について。お二方とも30代男性で周防大島移住されている。 明珍さんは、田舎での生活において、草刈りと人との関係について書いている。草刈りの管理を徹底している移住農家は、近隣の方との信頼を育み、家や畑…

仕事と生活との間の距離

ちゃぶ台「地元的なるもの(堀部篤史)」を読んで仕事と生活についてのヒントがあったので書置きしておく。 堀部さんは京都で独立して書店を営んでいる。彼は自分の書店のことを”嗜好品を扱うお店”と表現している。今後の、自身の仕事と生活についての在り方に…

知性を高める(創造的に生きる)

ちゃぶ台3「教育×地元」の内田先生の記事。『「しょんぼりと機嫌よく」、知性を高める』について。読んだ学んだことを残しておく。 「知性を高める」場や人間関係や生き方が、これからの生活・暮らしの作り方において重要。知性が高まるとは、イノベーショ…

田舎での仕事(働き方)

いま、地方で生きるということ(西村佳哲さん)1東北行「自然学校とは?」の広瀬さんの話。下記引用。 彼は多くの人が「田舎には仕事がない」と言うけどそんなことはないんだ、と話していた。それは勤め先がない。つまりいわゆる会社のような雇用口がないだ…

いま、地方で生きるということ(西村佳哲氏)-生きていく場所?-

西村佳哲氏の問題意識が、今の自分の問題意識にとても近しいものを感じる。以下、「いま、地方で生きるということ」まえがきより。 「どんな建築をつくるか?という前に、どこで生きてゆくのか。自分が生涯を通じてかかわる場所をまず決めなさい」建築家のあ…

贈与経済≒相互支援ネットワーク?

ちゃぶ台6の平川さんのエッセイ「止むを得ず、贈与経済」拝読。平川さんの哲学は芯が太く、これからの生活や社会を考える上での土台となるアイデアを提供してくれる。コロナ禍の現代社会において、テクノロジーは進歩し、文明は発展しているのに、なぜこれ…

自らの生活圏で相互支援のネットワークを

斎藤幸平さんと中島岳志さんの「人新生の資本論」をめぐっての対談。またもや「コモンの再生」がキーワードに語られている。いくつかのポイントを引用。 地質年代「人新生」とは、地球の表層が人間の経済活動の痕跡、つまりビルやダム、農地によって覆われて…

これからの生活・暮らし・働きかたのヒント ちゃぶ台2-平川さん

これからの生活・暮らしの築きかた、働き方に関してのヒント。ちゃぶ台2の平川さんの寄稿より。 あらゆる動物の世界で、弱肉強食は自然状態でもなんでもない。むしろ、適者生存が自然な形。あらゆる動物は、生き延びるための戦略、つまり生存戦略として、家…

社会的共通資本(自然環境)を学ぶ

社会的共通資本(宇沢弘文)読了。「地球環境」の章に関してまとめ。社会的共通資本とは、ゆたかな経済生活を営み、すぐれた文化を展開し、人間的に魅力ある社会を安定的に維持する、このことを可能にする社会的装置(経済学用語)のこと。社会的共通資本に…

相談支援

障害福祉の業界で「相談支援」という仕事は一つの技術であり、実際のケース支援を経験する中で身についていく技術であるかなと感じる。今日も、ひきこもり男性のケース支援に置いて、「住まい」→不動産へ手立てを相談「医療」→通院先へ同行して主治医へ相談…

ねばついた共感

内田先生と三砂先生のミシマ社の対談を拝聴。「ねばついた共感」「場をつくる人間」「場(=私人ではなく公共)を立ち上げる」「私から公へ。7%(15人に2人)くらいいればいい」。「共感」と「習合」の違いについて、以下『日本習合論』より。共感や理解を…

ブログ始めようかな

ぴーまんブログ始めようかなと思います。 日々考えたことや、本を読んだり、対談を聞いたりして感じたこと考えたことを整理したりアーカイブとして残せたりするので、自分のためにやってみようかと考えてます。 早速、先ほど、街場のおじさんと釈先生の”日本…